ボランティア団体と勘違いすんなよ?
ってのが保険会社の本音です。
彼ら生命保険会社も慈善事業ででやってる訳じゃないので、
専門家集団(アクチュアリー actuary)を雇ってどれくらいの確立で人が死んだり、病気になったりするかを統計データで集めて、ビジネスモデルを考えています。
あなたが生命保険に加入する場合に必ずチェックされることが2つあります。
1つ目は「健康や仕事に関する事」 2つ目は「あなたの人格に関する事」 です。
一つ目の「健康や仕事に関する事」
これは予想できますよね?
タバコを吸うか? 持病があるかなどを調べる健康チェックはもちろんです。
生命保険会社からしたら、例えばあなたがスタントマンだったら、他の保険加入者と同じように扱いたくないんです。
だってスタントマンは来週死ぬかもしれないんですから。
そんなことされたら会社としては、大赤字です。
嘘の申告をしたところで、あとでバレますから、正直に言いましょう。
これを守らなければ保険会社の定める「告知義務」を守ってないということで
あなたのほしいお金が後々、もらえなくなります。
二つ目「あなたの人格に関する事」
サラ金とかクレジットカード会社の審査に似たようなもんです。
保険金を不当なやり方ふんだくろうとしていないかどうか?とかを調べる為です。
もし嘘をついていたら・・・・ どうなるんでしょうね(笑)
マンボウはやったことないので知りません。
まあここまでにはならないとおもいますが↓(笑)
【保険金詐欺師も詳しい?〜あなたが死ぬ確率〜】
ついに本題です。
保険会社がどうやって、保険料を決めるかをバラすと・・・保険会社は
【標準生命表】というものを使っています
この表は日本アクチュアリー協会という、保険の計算(保険数理と言います)のプロがはじき出したデータです。
ちなみにこのアクチュアリー(保険数理のプロ) の資格をとるのは相当な努力が必要で
受験する人も超高学歴の理系出身者が多く、そのなかでも上位一割程度しか受からない難関資格です。
その試験にすべてに合格すると 日本アクチュアリー教会というものに入会を許されるという異常集団(ほめ言葉ですw)です。
ちなみに2010年の時点での正会員数は1257人(少なッ!)
日本の弁護士は3万人いることを考えると圧倒的な差ですね。
2007年に発表されている最新の 標準生命表(生命保険業界が統計を取ってだしたもの) と
厚生労働省が出している 完全生命表(これは国が統計をとって出したものです)
を比較すると、
保険会社は、国民平均より多く人が死ぬことを前提に保険料を定めている事が予測できます。
じっさい、保険金をちゃんと支払っていなかったケースで裁判沙汰になってるものもありますから全面的に保険会社が信頼できるとは限りません。
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